ダブル8フィルム |
ダブル8フィルム |
海外ではレギュラー8(米)、もしくはスタンダード8(英)、ノーマル8(独)とも呼ばれています。 1930年代に発表され、1960年代後半まで使用された8ミリフォーマットの元祖です。 日本では昭和30年代に大ブレイク。今でも古道具屋などで見かける3本レンズがついた ゼンマイで動くタイプの8ミリカメラはすべてこのフォーマットです。 前述のシングル8、スーパー8がいわゆる「カセット式」に対して、ダブル8は「オープンリール式」で、 フィルムの装てんが少々複雑です。 またダブル8は16ミリ幅あり、カセットテープのようにA面が終わってからB面を撮影し、 現像時に真ん中を切断して8ミリ幅になって返ってくる方式です。 このフィルムはすでに1980年代後半に世界中のメーカーが生産を終了し、入手不可能となっていましたが、 海外のマニアたちが16ミリフィルムを加工して専用の25ftスプールに巻いて発売したため、悲願の復活を果たしました。 現像も弊社で受け付けています。 現像を終えたフィルムは前述のシングル8、スーパー8とは全く規格が異なり、 映写機は専用のものか、ダブル兼用機と呼ばれるものが必要となるので注意が必要です。 |
シネクローム100D (カラー) |
シネクローム100D (アメリカ製) カラースライドフィルムとしてもおなじみのコダックのリバーサルフィルムフィルム「エクタクローム100D」を特別のダブル8用に加工した製品です。 ASA感度は使いやすい100となっています。 現像は弊社にて処理いたしております。 特急現像や同時テレシネにも対応いたしております。 生産・販売共に終了いたしました。 |
シネエックス (白黒) |
シネX (シネエックス) アメリカ製 粒状性豊かなコダックの白黒フィルム「プラスX」を特別のダブル8用に加工した製品です。 高感度にも関わらず、抜群の粒状性。白黒特有の何とも言えないトーンの映画ができあがります。 ASA感度はデーライトで100、タングステンで80となっています。 現像は弊社にて受付いたしております。 白黒ネガ仕上げ(テレシネ用) → 国内処理 白黒ポジ仕上げ(上映用) → ドイツ処理 生産・販売共に終了いたしました。 |
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